虫歯にならない人も注意が必要な歯周病。上野の歯医者で早めの治療を

大人になっても、まだ一度も虫歯になったことがない、という方は、意外と少なくないのではないでしょうか。子供の頃にも虫歯になった記憶がなく、大人になってもまだ一度も歯の痛みを感じたことがない、というようなケースです。虫歯になりやすいかどうか、というのは人によっても違っているため、なかには全く虫歯にならないという方も存在しています。
ただ、虫歯になったことがないという方の場合、特に30歳を超えているような方は、注意しなければならないことがあります。それは「虫歯」だけが歯医者を利用する理由ではない、ということです。

■虫歯がないと利用しないことが多い
虫歯になってしまった、という場合には痛みもあるために治療のために歯医者を利用するケースが多いのではないでしょうか。その際には、虫歯の治療だけではなく、周囲のチェックなども一緒に行われることが多く、そこで他の問題を発見して早めの治療ができる、ということも多くあります。しかし、これまで虫歯になったことがない、という方は、そういった「副次的な治療」に期待することができません。
そして同時に、そういった方は多くの場合自分の歯について自信をもっており、自分は歯について問題がない、と感じてしまっている場合が多く、自分から歯医者でチェックをしてもらう、ということをしない傾向があります。その結果、虫歯以外の問題によって歯がダメージを受けてしまう、ということが考えられます。

■虫歯以外の問題
虫歯以外の問題の中でも、特に大きな問題となってしまうことが多いのが「歯周病」です。歯周病は、歯自体ではなく、歯の周囲である歯茎や歯肉に対して発生する病気です。原因は虫歯と同じく、歯に残った汚れなどですが、虫歯にならないという方でも、歯周病にはなってしまう可能性は十分にあります。そのため、見逃されていると大きな問題に発展してしまうケースもあります。
歯周病ははじめのうちは、ちょっとした炎症を起こす程度のものであり、あまり注意されることはありません。しかし、進行すると歯を支えている骨にまで歯周病菌が影響を及ぼすようになり、歯を維持できなくなってしまう可能性があります。放っておくと歯が抜けてしまうことにもつながるため、虫歯にならないという方も、定期的なチェックをすることが重要です。

上野でも歯周病のチェックを行うことができる歯医者が多くあります。虫歯にならなくても、利用すようにして、定期的にチェックを受けてみるようにしましょう。